「オフコミ」〜サイボウズ Office コミュニティ〜

使う機能から学ぼう

報告書をいろいろな会議で使いたい…!項目や絞り込みを作ろう

サイボウズ Officeの「報告書」は、会議の内容を共有するための機能です。

社内の打ち合わせや、取引先との商談などで、会議の決定事項や課題を記録して、上司や社内関係者に、内容を共有することができます。
後から検索したり、相手先ごとに表示することもできるので、社内のナレッジ共有や、担当案件の引き継ぎにも効果的です。

そんな「報告書」を便利に使うために、おすすめのテクニックをご紹介します。

 


自社にあわせた入力フォーマットを作ろう

 

報告書は、そのまま使い始めてもOKですが、ぜひ行ってほしいのが「項目のアレンジ」です。
会議内容にあわせて、入力項目や選択項目を用意しておくことができます。
アレンジを加えることで自社専用の入力フォーマットができるので、議事録作成が楽になりますし、「書き手によって内容が全然違う…」ということを減らすことができます。

報告書に初期状態で用意されている入力項目は、「内容」「課題」です。

初期状態の報告書。様々な用途に対応できるよう汎用的なフォーマットになっている

 

今回は「社内の各部で開催される定例会議の議事録共通フォーマットを作成したい」というシーンを例に、実際にどのようなアレンジができるか見ていきましょう。

 

①会議での決定事項を追加してみよう

その会議で決まったことを抽出して記載する項目があると、忙しくて議事録の内容を全て読み込む時間がない人にも、端的に会議の内容が伝えられるようになります。

内容の上に「決定事項」の項目を追加。時間がないときはここだけ見ればポイントが押さえられる

 

②会議の種類を選択する項目を追加してみよう

複数の部署で共通フォーマットを利用するので、「どの部署の会議か」が一目で判別できる項目を追加すると、後の検索が簡単になって利便性が向上しそうです。

「会議種別」の項目を追加したフォーマット。選択項目にすることで表記揺れ防止に繋がる

 

③絞り込み機能を設定して、検索性を高めよう

先ほど設定した「会議種別」のような分類分けの項目は、「絞り込み機能」とセットで使うとより便利になります。

絞り込み機能を使うと、報告書のトップから特定の会議の議事録だけを表示することができる

このように、自社のニーズにフィットする項目をアレンジすることで、扱いやすいフォーマットになり、絞り込み機能を掛け合わせることで、報告書の数が増えても検索しやすくなります。

では、実際に設定する方法を見ていきましょう!


報告書のアレンジ方法


①管理者でログインし、サイボウズ Officeの画面右上歯車マークをクリックして「サイボウズ Officeシステム設定」に進みます。


②アプリケーション > 報告書に進みます


③項目の設定に進み、下部の「カスタマイズ可能な項目」内にある「追加する」をクリックします


④追加したい項目名や入力タイプを選んで、「追加する」ボタンを押します。


これで、項目の追加ができました。
項目の順番を変更したい場合は、「カスタマイズ可能な項目」から「順番変更する」に進むと変更ができますが、「標準の項目」よりも上に順番を持ってくることはできません。


「絞り込み」の作成方法


絞り込みは、「報告書」の中の「運用管理」から作成します。

①報告書機能から「運用管理」に進む


②絞り込みに進む


③絞り込みの名前や条件を設定する
先ほど設定した「会議種別」が「総務部定例」と「同じ」と設定すると、総務部定例だけの絞り込みができます。


複数のフォーマットを作りたいときは…?


標準機能の報告書で作成できるフォーマットは1種類のみです。
部署ごとに専用の入力フォーマットを用意したい場合や、部内会議だけでなく、営業の商談記録もサイボウズ Office上に残したい、といった場合は、プレミアムコースで利用できるカスタムアプリがおすすめです。

🔗:カスタムアプリって何?代表的な使い道や機能を紹介!

自社にあわせた報告書のフォーマットを作り、議事録の共有をスムーズにしていきましょう。
項目や絞り込みをの設定手順は、下記マニュアルでも詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。

🔗:項目を追加する
🔗:項目を変更する
🔗:絞り込みを追加する

皆さんは、報告書の項目や絞り込みをどのようにアレンジしていますか?
ぜひコメント欄で教えてください!


■関連記事
報告書編(1) 「報告書」を使ってみよう

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1 件の返信 (新着順)
げんたろう
2024/11/29 09:27

【活用】報告書とスケジュールとの連動

報告書はスケジュールと連動させて使用しています。報告書の作成漏れが減りました。
【従来の課題】
・お客さまとの対応の記録を必ず作成するようにし、その内容をチェックしていた。
・しかし、担当者が報告書そのものを作成していないとチェックもできない。
・報告書作成もれを確認するのにスケジュールと見比べて原始的に目視で見比べをしていた。

【解決策】
・スケジュールを登録する際にアドレス帳を利用するようにした。
・そうすると報告書の未作成一覧に報告書を作成していないものが一覧で出るので
 担当者の作成もれが減った。
・標題はスケジュールのタイトルがそのまま入るので予定メニューを工夫すれば
 何の報告書かすぐにわかるようになった。
・ただし、未作成の一覧はログインユーザーしか確認できないので、週に1回朝礼の際などに
 相互チェックを取り入れた。

詳細な使い方は下記を参照ください。
https://ofcom.cybozu.co.jp/announcements/hthw3w9h9zgusiju