カスタムアプリを新規に作ってみよう!日報アプリを例に手順を解説!
サイボウズ Officeのプレミアムコースで使える「カスタムアプリ」。
日報や顧客管理など、自社にあわせた業務アプリケーションを作成できる人気機能です。
カスタムアプリの使い始め方の記事でもご案内している通り、サイボウズ Officeカスタマーサクセスチームでは、初めての方には、自分で新規にアプリを作る方法をおすすめしています。
この記事では、紙の日報をアプリ化するケースを例に、アプリの作成方法を紹介します。
【準備】まずは項目を考えてみよう
アプリを新規に作るときは、最初に項目を作成します。
まずは以下のように、項目の名前と入力して欲しい情報のイメージを書き出してみると、
その後のアプリ作成がスムーズに進みます。
初めは難しく考えず、まずは最低限必要となりそうな項目を思い浮かべてみましょう。
一度アプリを作成した後に少しイメージと違ったら、項目の追加や削除も可能です。
紙の日報を置き換えるなら、まずは同じ項目を作ってみるのが良いでしょう。
項目の名称 |
どんな項目か |
日付 | 報告対象の日付を選択する |
部署名 | 選択式メニューから部署名を選ぶ |
社員番号 | 番号を文字で入力する |
社員名 | 報告者のユーザー名を選択式メニューから選ぶ |
本日の実績 | 今日やった仕事を文章や箇条書きで記入する |
明日の予定 | 明日やる仕事をを文章や箇条書きで記入する |
上長確認 | 上長の確認状況を「未」「確認済」で管理する |
【手順】アプリの新規作成
必要な項目をイメージできたら、アプリを作っていきます。
1.「カスタムアプリ」にアクセス
2. 「アプリを追加する」をクリック
3. 「新規に作成する」をクリック
4.アプリの基本情報を設定
ここで設定が必須なのは「アプリ名」です。「日報アプリ」など名前を入力します。
また、「登録データ名」と「メモ」も変更してみるのがいいでしょう。
その他の設定箇所は、試しに作成する段階では初期値のままで構いません。
5.「次に、項目を設定する」をクリック
6.項目を設定
必要な項目を作成します。
ここで設定が必要なのは、「項目名」と「入力タイプ」です。
「入力タイプ」とは、「日付を選択する」「文字で入力する」「選択メニューから選ぶ」などの、項目のタイプです。入力タイプの種類や特徴は、マニュアルをご覧ください。
項目は後から追加できますし、最初に作成した項目を削除することもできます。
まずは以下を参考に、最低限必要となりそうな項目を追加してみましょう。
7. 「アプリを作成する」をクリック
これでアプリが作成されました!
【手順】選択式項目の選択肢を設定
作成したアプリの「項目」の設定画面で、選択式項目の選択肢を設定しましょう。
今回の例では「部署名」「社員名」「上長確認」の3項目を設定します。
1. アプリの「運用管理」>「項目」にアクセス
アプリの設定変更画面を開くためのボタンが、「運用管理」です。
カスタマイズをしたいときは、各アプリの「運用管理」にアクセスしましょう。
「運用管理」にアクセスできるのは、当該アプリの「運用管理者」のみです。
2.「部署名」の「変更」をクリック
3.「部署名」項目の設定を変更し、「変更する」をクリック
4.続いて、「社員名」項目の設定を変更
変更の手順は、上記2.3と同じです。
5.続いて、「上長確認」項目の設定を変更
変更の手順は、上記2.3と同じです。
6.その他、コメントや初期値などを変更したい項目の設定を変更
例えば「日付」項目の初期値を「現在の日付を表示する」にしておくと、入力の手間が省けます。
これで、項目の設定は完了です。アプリ名をクリックすると、アプリのトップ画面を表示できます。
作ったアプリを試してみよう
作成したアプリでデータ(レコード)を登録し、操作を試してみましょう。
1.アプリ名の下にある「日報を登録する」ボタンをクリック
アプリ作成時に「登録データ名」を変更していない場合は「レコードを登録する」ボタンです。
2.各項目を選択・入力
3.「登録する」をクリック
これでデータの登録は完了です。
続けてデータを何件か登録してみましょう(「再利用する」ボタンも活用しましょう)
アプリ名をクリックすると、登録したデータの一覧画面の見た目も確認できます。
データを何件か登録してみると、「もっと便利にしたい」という思いが湧いてくるでしょう。
「一覧画面で編集ができたら便利そうだな」
「部署ごとに分類されたら見やすそうだな」
「上長確認が『未』だったら赤くして目立たせたいな」
「今日のデータだけに絞り込めないかな」
このようにアイディアが湧いてきた方は、ぜひカスタマイズを進めていきましょう。
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ぜひカスタムアプリ活用のお供にどうぞ。
この記事では、カスタムアプリを新規に作成する方法を紹介しました。
自社にぴったりのカスタムアプリを作り、業務改善を進めていきましょう!